英語の発音練習していても
ネイティブ発音に近づけないもどかしさってありますよね?
そんな誰もが憧れる【ネイティブ発音】
果たしてコレは目指すべきなのか?
そもそも日本人はネイティブ発音を習得できるのか?
僕の見解はこうです。
ネイティブ発音はムリ!
アナタの夢を打ち砕くようなことを言ってしまい申し訳ありません。
でもコレが、10年以上、英語発音マニアをやってきた結論です。
でもガッカリしないでくださいね!
より、発音練習を気楽に楽しく継続してもらうためにあえて言いました。
ネイティブ発音はムリ!ってことを。
ネイティブ発音を目指すと中々そこに到達できないのでメンタルがシンドクなると思います。
それが結局モチベーションをさげて発音練習どころか英語学習すら挫折することになりかねません。
でも一旦冷静になってネイティブ発音はムリ!ってことを認識いただくことで、
肩に入った力が抜けて、結果的に発音上達につながるとも思ってます。
なので今回は英語発音練習を継続するうえで絶対知っておいて欲しい話しをしていきます。
そもそもネイティブ発音とは、なんなのか?
ネイティブ発音ってのは、母語として習得している発音のことです。
たとえば、僕たち日本人は生まれたばかりの赤ちゃんのときは言葉を知りませんよね。
つまり、脳みそに言葉が入っていないまっさらな状態。
この状態でお父さんお母さん、あるいは先に生まれたお姉ちゃんやお兄ちゃん、
おじいちゃんおばあちゃんに言葉のシャワーを浴びせられて、
空っぽの脳みそに日本語音声がインストールされていくわけです。
つまり、生まれて一番初めにインストールされた言語が母語であり、
僕たち日本人は日本語の母語言語話者ということになります。
母語言語話者=ネイティブスピーカーということになりますから、
僕たち日本人は日本語のネイティブ発音の使い手になるわけです。
【悲報】日本人はネイティブ発音は習得できない!
ネイティブ発音とはどんなものか、なんとなくご理解いただけたかと思います。
ようは、生まれてから最初に脳にインストールされた言語の発音においてのみ、
”ネイティブ発音”ということができるわけですね。
すでに僕たちには、日本語プログラムが脳みそに先にインストールされているわけです。
英語圏で生まれた育った一部の日本人の方をのぞいて、一般的な日本人の方であれば、
真っ先にインストールされるのは日本語です。
そして、この記事にたどりついている多くの方は
中学生以上の方でしょうから、13年以上日本語を使いこないしてきた
生粋の日本語ネイティブなはずです。
すでに日本語がガッツリと先にインストールされているわけです。
なので英語ネイティブには当然なれませんし、
英語ネイティブの発音のような綺麗でカッコいい発音を習得しようとしても、
元々習得している日本語にどうしても邪魔されてしまいます。
これは紛れもない事実。
日本語のリズムやクセがどうしても影響してしまうので
ある程度は英語ネイティブっぽく発音矯正できても、
完璧に日本語なまりの消えた発音というのは難しいと思います。
英語ネイティブであるタレントのパトリック・ハーランさん(パックンさん)は
めちゃくちゃ流暢な日本語をはなされます。
ですが、よーく発音を聴いていると、少し英語っぽいアクセントが混ざるときがありますよね。
これは最初に母語としてパックンさんにインストールされた英語が邪魔をしているからです。
パックンさんは、まるで日本人かのような、もはや日本語ネイティブレベルの流暢な発音をマスターされております。
でも、パックンさんでさえ、英語のなまりがたまに混ざってしまうわけです。
同様に僕たちが完璧な英語ネイティブを目指すというのは、かなり困難があるわけです。
なので僕は、英語の発音は完璧を目指す必要はないと考えております。
それでもやはり、発音練習しなきゃいけない理由とは?
日本人はもともと日本語が先にインストールされているから、
英語ネイティブ発音はそもそも無理なはなしです。
ですが、日本語のなまりのままだと、
とても伝わりにくい英語になってしまいますし、
聴こうとする他国の方にはとてもストレスのかかってしまうものです。
日本語というのは島国で独自の進化をとげており
他の国の言葉には全然似ていないガラパゴスな言語と言われています。
なので、日本語を勉強された一部の外国人の方を除いては、
ジャパニーズイングリッシュというのは本当に聴き取りずらいナマリかと思われます。
以下の動画の7:50らへんから、私が体験したジャパニーズイングリッシュが
もはや日本語にきこえてしまっている!というエピソードを紹介しています。
7:50あたりから5分くらいですので、よかったら見てみてください。
英語をしゃべってるのに「日本語はなさないで!」と言われたら(泣
ネイティブ発音は目指さなくても良いとはいえ、やはり発音練習は必須であるとも言えます。
まとめ
まとめると、英語ネイティブの発音はマスターできない!
しかし、日本語なまりを取り除かないと相手にはもはや日本語に聞こえてしまう。
なのでネイティブ発音はムリだ!ということを知っておきながらも、
いったんはネイティブ発音をお手本に練習して日本語なまりを取り除く必要があるといえます。
やはり発音練習は必須ですし、継続すべき。
そして、ある程度発音が矯正できてきたら、
あとは堂々と自分の発音で話せばOKです。
これが僕のいたった結論。
でも、ある程度まで自力でいくのに僕は何年もかかってしまいました。
独学だと時間がかかってしまうものです。
遠回りするものです。
なので、これから発音練習する人が僕みたいな遠回りすることないように
最短ルートである程度までいけるコンテンツをyoutube動画でそろえています。
そもそもある程度ってどの程度だよ?wってお感じかもしれませんが、
以下の記事で話しております。
ようは「脱カタカナ発音」ができればOKということですが、
僕がそこまでアシストできるので頑張っていきましょう。
そこから先のネイティブレベルを目指すかどうか?はアナタの英語を使う環境次第です。仕事などでより発音を磨く必要性があるのなら、さらなく努力が必要かと思います。
が、とりあえず日本語ナマリがとれて大分伝わりやすい発音までいけば、十分です。
伝わりやすくなり、聴き取り力もアップ。英語の勉強の効率もアップします。(まったく発音やらないと、やってるとでは大違いかと)
脱カタカナ発音は独学では大変だと思います。
僕のコンテンツを大いに利用ください。
ショートカットできますよ!
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いま、世界中で多くの方が、自分の母国語なまりの混ざった英語を
堂々と話しています。
練習の段階では、ネイティブ発音をお手本に基礎固めはするべきですが、
最終的には自分らしい発音ではなせばOKだとおもいます。
あとはアナタだけのマイイングリッシュで話せば
めっちゃクールだと思いますよ!
ちょっとくらい日本語ナマリがあってもいいじゃないですか(^^)
今回は以上です。
ありがとうございました。